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宇宙の事典を読み終えて

無人探査機「はやぶさ」がイトカワの物質を0.01mm以下だったとしても持ち帰れた快挙を成し遂げ、
宇宙への関心が高まっている中、宇宙初心者にお勧めできる本。

写真やイラストが大きく一見子供向けな本かと思ったらなかなか難しいことも書いている。
特殊相対性理論とかひも理論とかにも触れらている。
といっても、解説はされていないため、入口として使用する必要がある。

この本には、2004年の最新情報が乗っている。
もちろん、2010年になった今、この中身とはまた違う考え方も存在しているだろう。
けれど、その時の主流の考え方を知ることは今の主流の考え方を理解する上で役に立つと思うし、
変わらないものもたくさん詰まっているので、やはり入門書しては最適だと思う。

個人的に楽しめたのはブラックホール天体についてとか、暗黒物質存在、
それに何より、水星での太陽の動きについての記述がとても新鮮だった。
天王星や海王星に触れられいているし、ほんとうに知らないことたくさん知れて楽しめた。
とても満足できる本。

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20歳のときに知っておきたかったことを読み終えて

買う前に、インターネットで書評を読んでいると、「著者はどん底を知らない」とか、「著者は起業家ではないから起業精神を本当には理解していない」とか、「自身の体験ではないため伝わる力弱い」といったコメントも見受けられたが、引用が多く読みやすいというコメントを決め手として購入に至った。

実際読んでみて挙げられていた悪評について、個人的にはどれも見受けられなかった。
というのも、著者は教育者兼学者であることを明言しているし、自分自身の考えを表すためにいろいろな人の体験を引用しているだけで全体が著者の体験から生まれた考え方であるととらえることができた。また、本当の起業精神知っているからといって起業精神を教えれるわけでもなく、「どん底」を体験したからと言って成功できるわけではないし、あくまでも、すべては自身が見つけていくことを前提としているとの主張が本文にも見受けられ、著者は背中を押すための努力をしていると書いているように見えた。

この本は起業精神を中心に書かれている本ではあるけれど、起業したい人に限られた考え方や即何かにつながるといった方法を述べている教則本ではない。
著者自身が述べている通り、自分自身が20歳の時に知っておきたかったこと、30歳、40歳、50歳と年を重ねて、やはり意識しておきたいことを、20歳になる息子のために優しく丁寧にまとめ挙げられた本で、生きていく中で頭の片隅にでも置いておきたい考え方集である。

もちろん、現在成功してる人がみなこんな考え方をしているわけでも、同じ「解」を持っているわけでもないが、いろいろな人に薦めたい本に仕上がっている。

25年生きてきた中で・・・というか高校を卒業してから今まで生きてきた中で抱き始めた「もっと失敗しておくべきだった」という感覚を、最後に書かれている「解説」を読むことで本文を読み進めるなかで「自分には無理」とか「現実離れしている」といった消化不良とともにうまく取り除いてくれた。これは、たぶん相性の問題もあるのだろうとは思うがこの効果は絶大だった。解説を読んでから再度最初から読みなおすことで本文を受け入れやすくなり、吸収しやすくなるので最低2回は読んでおきたい本だ。

この本の良し悪しは読んだ本人のこれからにかかっていて、この本は読者の糧になったり、新たな一歩の切っ掛けになったりすることを望んでいるということがはっきりと伝わってくる非常にメッセージ性のあるいい本である。
鬱っぽい人もなんだか満足できない人にも一度読んでみてほしい。

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インタラクションデザインの教科書を読み終えて

インタラクションデザインの入門にもってこいの一冊。
内容は考え方と担当するところを丁寧に書いてくれている。
まさに、必要な知識を吸収するのに最適な本。

インタラクションにスポットを当てているけれど、Webアプリ開発者および、デザイナーも読んでほしい。
仕事の進め方も例を上げながら記述されていて実にわかりやすく、「どんなふうに仕事してるの?」とか「インタラクションデザイナーって必要なの?」って時にこの本を差し出したい。それぐらいに明確に、わかりやすく、読みやすい、いい本である。

すでに、在庫が少なくなりAmazonでは2倍の値がついてるけれど、
ジュンク堂で何冊か残っていて定価で買えたのはほんとうに運が良かった。

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デザイン言語2.0を読み終えて

ちょうど仕事でWebアプリケーションのUI設計の担当になり、デザインというものに真剣に向き合い始めたころ
「インタラクション」や「ユーザーエクスペリエンス」や「インフォメーションアーキテクチャ」といった
概念を上手く消化できなかった。感覚としては何となく理解できる気はするけれど、
それを言葉として表現できず、感覚を上手く伝えれなかった。

そして、本屋でこの「感覚」というものを説明されてる本はないだろうかと探し始めてふと目に留まったのがこの本だった。

さっと、手に取り、目次を眺めるとそこには「日本料理」「形成外科」「フットボール」といった単語に興味を惹かれた。
結論からいえば、この本はとても良質な本で「視点」を提示して「デザイン」を考える本だった。
そこには、自分が上手く表現できないでいた「感覚」を上手く表現されていたし、
いろんな分野で「デザイン」という考えが生きること、そして、その試みまで書かれていた。

単純にデザイナー志望だから・・・とか、そんなことは関係なく、多くの人に読んでほしい本だと思った。
視点の持ち方や考え方は誰でも役に立つし、この本自体の受け止め方も千差万別になるはずで、
また、それを望んでいるかのような、投げかけてくるような本の構成だ。

日本料理のデザインのところでは、まさに、デザイン要素が明確に解説されていて
「すばらしい」の一言しか浮かばなかった。

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