宇宙の事典を読み終えて

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無人探査機「はやぶさ」がイトカワの物質を0.01mm以下だったとしても持ち帰れた快挙を成し遂げ、
宇宙への関心が高まっている中、宇宙初心者にお勧めできる本。

写真やイラストが大きく一見子供向けな本かと思ったらなかなか難しいことも書いている。
特殊相対性理論とかひも理論とかにも触れらている。
といっても、解説はされていないため、入口として使用する必要がある。

この本には、2004年の最新情報が乗っている。
もちろん、2010年になった今、この中身とはまた違う考え方も存在しているだろう。
けれど、その時の主流の考え方を知ることは今の主流の考え方を理解する上で役に立つと思うし、
変わらないものもたくさん詰まっているので、やはり入門書しては最適だと思う。

個人的に楽しめたのはブラックホール天体についてとか、暗黒物質存在、
それに何より、水星での太陽の動きについての記述がとても新鮮だった。
天王星や海王星に触れられいているし、ほんとうに知らないことたくさん知れて楽しめた。
とても満足できる本。

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