夜、もしくは深夜にオフィスを出るとき、その日は10時間も働いてとっても疲れているのに、
まだやり残したことがあって消化不良だと感じるとしたら、あなたはもしかしたら時間の使い方が上手くないのかもしれません。
でも、今回紹介するちょっとした方法を使えば、仕事をやり遂げた達成感、満足感を持って帰路につくことができるんですよ。
ランチやディナーの約束をする
今日一日かけてこの仕事をすればいいやと悠長に構えていると、それほど大事でないことに時間を使ってしまうんですよね。
でも、「締め切り」を作ることで、常に時間を気にして仕事ができるようになるんです。翌日の朝一番にしなければいけないことを書き出して、帰りにキーボードに貼っておく
仕事を成し遂げるのに一番いい時間帯は午前中なので、その時間を有効に使うのです。
夜帰宅する前に、翌日にするべき一番大切なことを書き出して机の上に置いたり、その仕事に必要な書類と一緒に置いておいたりしてみてください。
そうすれば、翌朝、メールチェックをしたりする前からその仕事に取りかかれますよね。一日の始めにメールチェックをしない
会社に来て、惰性でメールを開いて読み始めるのではなく、前の日に書き出しておいた仕事から片付けていきましょう。
大事な仕事から始め、終わらせることができれば、その日のいいスタートを切れますよね。
一度メールを開けば、あなたは「開店」したことになるのですから、どんどんお客さんが来てしまい、集中して大事な仕事を進めることが難しくなるからです。リストの中から、「これはしなくてもいいや」というものを選ぶ
「その時いいと思ったアイディア」は、時間が経てばそうでもなくなってしまうかもしれません。
未消化の仕事リストをながめてみてそれに気づいたら、いっそのこと「これはしなくてもういいや」と消してしまうのが、
もっとも手っ取り早く、労力もかからない「GTD」なのです。あなたが今書いているメールを読み直して、5文以内に短縮
長いメールを受信してしまったらうんざりしますよね。
そもそも、メールは長いやり取りには適していません。
短ければ短いほど、返事がきやすいものです。
どうやっても 5文以内に収まらない内容だったら、それは電話した方が早い案件なのでしょう。邪魔者を切り捨てる(でも丁重に)
会議中、話が長くてトピックからそれていってしまっている人がいたら、勇気を持って遮りましょう。
「そろそろ議題に戻りませんか。」
「割り込んでしまって申し訳ないのですが、もう説明していただかなくても理解できました。」
「話がそれてきてしまっているようですので、戻りませんか。」
と丁重に相手の話を止めることで、あなたの時間を大いに節約できるのです。自分自身のためにミーティングをセッティングする
しなければいけないことは山積みなのに、なにからやればいいかわからない、どうしても集中できないという場合は、独りになる時間が必要ですね。
上司や同僚からの悪気のない妨害から逃れるために、ミーティングルームを自分のためだけに取って1、2時間でもこもってみてください。Noと言える人になる
あなたは何か頼まれた時、何も考えずに「Yes」と受け入れてはいませんか?
新たな仕事を頼まれたら、「Yes」と即受け入れるのではなく、締め切りや必要事項についてまず依頼者に質問しましょう。
もし、それが「今」でなくてもできることだったり、あなた以外に適任者がいるような仕事だったら、勇気を持って「No」と言いましょう。気を散らすものを排除して、タイマーをセットする
あなたにはしなければいけないことがあるのに、メールやインスタントメッセージがくるたびに反応してしまっている状況だとしたら、
10分は集中して仕事をするのです。10分経ったら休憩してメールやIMに返信するなどし、
また10分タイマーをかけて同じことを繰り返します。
締め切りも10分という短いものだったら、時間と競争しながら仕事を成し遂げることができるのです。何でもいいから書き出してみる
悪いパターンに陥ってしまったり、何をどうやって片付けていったらいいのかわからなくなったりしたら、
紙とペンを持って静かな場所に行きましょう。
そこで10分間、何でもいいから書き出してみるのです。
リストを作ったり、マインドマップをしたり、アイディアを書きなぐってみたり。
このテクニックを定期的に使うことで、あなたのプロダクティビティは上がるし、スランプから抜け出すこともできるんですよ。